インコさんの保温:1 ヒーター選び
次は保温設備だ。
Heating

環境
我が家にエアコンはない。
冷暖房は扇風機とガスファンヒーターのみだ。しかも、ファンヒーターは長年未使用である。冬場は室内でも10℃を下回るが、風もないので厚着で乗り越えられる。エアコンはあまり好きではない。自分で設置・移動できないものはなるべく持たないようにしている。
しかし、南国由来で体温の高い小鳥にとって日本の冬は寒すぎる。殊に、幼少時の冬は保温に留意したほうが良いらしい。また、体調不良の際は保温が何よりも大切だとどこにでも書いてある。
小鳥に服を着せるわけにもいかないので、暖房器具が必要になった。
選択肢
選択肢は大きくふたつ。
* 人間用の暖房を駆使して室温を保つ
* ケージだけを暖める
だが、室温を上げるという選択は考えられなかった。室温が高すぎるのは自分が苦手なのだ。
そこでケージを暖める手段を考えてみる。
* 電球のヒーター
* パネルヒーター
* ホッカイロ
* 湯たんぽ
* ひたすら毛布で包む
下三つは短時間しか効かないので除外するとして、ヒーターは上二つが主流のようだ。実際に、ペットショップでもそのどちらかで保温されていた。
選択
パネルヒーターは早々に外した。何故なら、設置場所を考えるのが面倒なのと、将来的に二羽で共有できるものが欲しかったからだ。
というわけで、電球のヒーターを選ぶ。
下記の二種類が良く売られているようだ。
『アサヒペットヒーター』
『マルカンセラミックヒーター』
マルカンさんのものは『保温電球』と『セラミックヒーター』があるのだが、これは中身の違いらしい。
購入したのはセラミックヒーター100Wである。
* カバーが白色で好みだった
* 電球よりもセラミックのほうが水で破裂するなどの危険が少ないらしい
* 大は小を兼ねるだろう
届いてみると、意外と大きかった。ペットショップで見たのはワット数の少ないもののようだ。カバーはトマト缶よりも大きく、電球はドアノブほどに大きい。
試験
ケージの中に設置し、電源を入れてみると、金属製のカバーが熱くなった。調べてみると、100Wは外に設置するというやり方が主流らしいとわかった。
ヒーターの側は温かいのだが、離れると寒い。
もう少し考えたほうがよさそうだ。