君と小鳥と自転車と

ピンクのコザクラインコ、持たない生活、ときどき自転車

前夜

工廠(ペットショップ)から連絡が来た。

「本日以降お迎えできます」

不安

正直慌てた。

温度が、温度が、とそればかり考えている。

直ぐにでも攫いに行きたかったが、工廠は遠い。自宅から一時間以上かかるのだ。明日以降行くことにして、ひたすら掃除をする。

シンプルライフを目指しているくせに、部屋はがらんとしているくせに、提督は物持ちなのだ。紙媒体が数十キロ単位で室内に存在している。

これらは明日届く自炊ツールでスキャニング&処分することになっているのだが、小鳥のお迎えと同時になってしまった。困ったが致し方ない。

 

温度差問題

サーモスタットのセンサーをどこに取り付ければいいのかいまだに悩んでいる。

保温対策としては、ケージ外側の奥、下方に100Wセラミックヒーターを取り付け、ビニールカバーで覆っている。さらに、ヒーターの下に水入りの器を置いて湿度対策としている。

サーモスタットのセンサーや温度計をあちこちに置いてみると、見事に温度が違うのだ。

ケージ上部は28℃まで上がっているが、ヒーターと対角線上にある餌入れのところは18℃。10℃も温度差がある。

これはこれで、好きな温度のところにいられるから良いのかもしれないが、それにしても10℃差はひどい。

20W程度の弱いヒーターを別の隅に取り付けようか悩みながら日が経ってしまった。

仕方がないので様子を見て、ヒーターを追加しようと思う。

 

室内が寒い問題

部屋はとても寒い。本を読んだりキーボードを叩いたりしていると、手が凍るほど寒い。室温は軽く一桁台に突入する。

いやだいやだと思っていたが、ガスファンヒーターを遂に出した。

テーレッテレー

数年ぶりのお出まし。

空気が汚れると思われたのでガラス戸を開けて試運転。

温かい……。

体重測定や放鳥ができないという理由で仕方なく出したが、これでは普通に使ってしまいそうだ。ガス代5桁は余裕である。

 

移動時の保温問題

詳しくは別途記述したいのだが、『キャリーをキャリーするバッグ』として、スキー用のブーツを背負うリュックと、保冷保温のエコバッグを買ってみてある。

上記リンクは類似品。

ハートフルキャリーに充電式湯たんぽをセットし、エコバッグに入れて、温度のテストを行ったのだが、思うように加温できなかった。キャリーとエコバッグが誂えたかのようなぴったりサイズだったため、外を覆うこともできない。どうやら冬場は使えない。

そこで、IKEAでプラケースもどきを購入し、蓋のアクリル部分を破壊して網を挟むようにした。フリースの毛布で底や側面をぐるぐる巻きにして、ケースの下に湯たんぽを入れ、ケース床に温度計を放り、ケース上に最高最低温度計を置く。

これで何とかケース床部分は25℃を確保した。念のため、カイロを購入。ただし、カイロは酸素を使うため、使用には注意が必要だ。行きはカイロを入れておき、帰りは外すつもりである。ゆたぽんの購入は間に合わなかった。

 

どうなることやら不安がいっぱいだ。